防犯対策を強化したいけれど、壁に穴を開けたくないという悩みを持つ方は少なくありません。
特に戸建て住宅にお住まいの方や賃貸物件にお住まいの方にとって、外壁へのビス止めや本格的な工事はハードルが高いものです。
防犯カメラ設置で壁に穴を開けたくないのでDIYを・・と考える人の多くが、室内や屋外に工事不要で自分でできる防犯カメラの設置方法を探しています。
この記事では、防犯カメラの設置を考えている方に向けて、ビス止めを使わずに済む固定方法や、両面テープ、ゴリラテープなどを活用したDIY手法を紹介します。
外壁を傷つけずにカメラを取り付ける方法や、戸建て住宅の屋外・室内に適した取り付け方まで、実践しやすいアイデアを幅広く解説していきます。
この記事でわかること
- 壁に穴を開けずに防犯カメラを設置する具体的な方法
- 両面テープやゴリラテープなどを使った固定手段の種類
- 室内や屋外でのDIY取り付けアイデア
- 戸建てで工事不要の防犯カメラ設置方法の選び方
【防犯カメラ設置】壁に穴を開けたくない!DIYの方法
室内に防犯カメラを設置する方法
室内に防犯カメラを設置したいが、壁に穴を開けたくないという方は多くいます。
特に賃貸物件では、原状回復が求められるため、穴開けやネジ固定ができないことが一般的です。
そこで活躍するのが、「壁を傷つけないDIY設置方法」です。
スタンド型の防犯カメラ
まず室内設置でおすすめしたいのが、スタンド型の防犯カメラです。
これは本体に土台が付いており、机や棚の上にそのまま置くだけで使えるタイプ。
配線が必要ないWi-Fi対応モデルを選べば、電源コード以外の配線も不要なため、設置は非常に手軽です。
また、角度調整も自由にできるため、玄関方向やベランダ側など、監視したい方向に合わせて柔軟に配置できます。
強力両面テープ
次に有効な方法が強力両面テープを活用した壁面設置です。
軽量なカメラであれば、専用の両面テープ(例:3M社製の耐荷重タイプ)を使うことで、壁に穴を開けずに固定できます。
カメラ本体に付属しているマウントプレートを壁に貼り付け、その上にカメラを取り付ければ、安定して設置が可能です。
ただし、使用するテープは耐熱性・耐荷重性・長期接着力があるものを選ぶことが重要です。
突っ張り棒や家具の上に設置
さらに「突っ張り棒」や「家具の上」を活用する方法もあります。
例えば、天井と床の間に突っ張り棒を立てて、その中間にカメラを固定することで、壁を一切傷つけずに視界を確保できます。
部屋の隅にある家具の上に小さな三脚を置き、カメラを設置するというアイデアも、賃貸ユーザーにとっては実用的です。
このように、室内の防犯カメラ設置には穴を開けずに取り付ける工夫がいくつもあります。
設置場所の特性や監視したい範囲を考慮しながら、最適な方法を選びましょう。
戸建てで自分で設置する手順
戸建て住宅で防犯カメラを自分で取り付けたいと考える方にとって、最も重要なのは「防犯効果の高い場所を選び、確実に固定すること」です。
業者に頼むと高額になりがちな設置作業も、DIYならコストを抑えて行えます。
ただし、防犯カメラの設置には「準備」「選定」「取り付け」「動作確認」の4つのステップが必要です。
①電源の確保とネット環境の確認
まず準備として、電源の確保とネット環境の確認を行いましょう。
Wi-Fiカメラを選ぶ場合、設置予定場所がルーターからの電波が届く範囲かどうかがポイントになります。
電源が取りにくい場所であれば、バッテリー内蔵型カメラやソーラー対応モデルを検討すると良いでしょう。
②設置場所の選定
次に、設置場所の選定です。
戸建ての場合、玄関、勝手口、ガレージ、庭の出入口など、人の出入りが多い場所が基本的な候補です。
死角になりやすい裏口や、通りから見えづらい場所も防犯上の盲点になりやすいので要チェックです。
③取り付け
取り付けの際は、「壁に穴を開けない設置方法」を検討する人も増えています。
たとえば、屋外対応の両面テープや結束バンドを使用すれば、ビス止めせずに雨どい・フェンス・ポールなどに取り付け可能です。
軽量なカメラであれば、これらの方法でも十分に安定して固定できます。
また、耐候性のあるテープを活用すれば、屋外の風雨にも耐える固定が可能です。
④動作確認
取り付け後は、必ず映像確認と録画設定を行いましょう。
スマートフォンアプリと連携して、リアルタイムで映像を確認できるようにしておくと便利です。
録画は常時録画と動体検知録画の2種類があるため、用途に合わせて設定を最適化しましょう。
このように、戸建て住宅でもDIYで効率よくカメラを取り付けることが可能です。
大切なのは、「防犯効果のある場所に、無理のない方法で設置する」ことです。
外壁にビス止めせず設置する方法
外壁に防犯カメラを設置したいが、壁に穴を開けるビス止めは避けたい──そう考える人は多いものです。
特に、サイディング・タイル・ALCなどデリケートな外壁材では、ビス固定による雨漏りや外観劣化が懸念されるため、「非破壊での設置方法」に注目が集まっています。
このようなニーズに応える工事不要のDIY手段として、最も代表的なのが「強力両面テープによる取り付け」です。
例えば、ゴリラテープや3MのVHBテープといった屋外対応製品は、耐水性・耐熱性・UV耐性を備えており、外壁への長期間固定が可能です。
※ゴリラテープについては下記で詳しく書いています。
これらはもともと工業用として開発されたテープで、条件さえ整えばビスに匹敵する保持力を発揮します。
軽量なカメラであれば、専用マウントをテープで貼り付け、その上に本体を設置するだけで完了します。
テープだけでは不安・・・
一方で、カメラの重量や外壁の材質によっては、テープだけでは不安が残るケースもあります。
そのような場合には、既存の構造物を活用する結束バンドによる取り付けが効果的です。
たとえば、雨どい・フェンス・ポール・手すりといった固定ポイントに、取り付け用ブラケットやプレートをバンドで巻き付け、そこにカメラを設置する方法です。
この手法なら壁面に手を加える必要がなく、しかも設置と撤去が容易なので、賃貸物件や転居の予定がある家庭にも適しています。
加えて、マグネット式ブラケットや吸盤ホルダーを活用する方法もあります。
金属外壁や鉄製ポールなど磁力が効く場所では、マグネットでしっかりとカメラを固定できます。
磁力タイプのマウントは工具も不要で、向きの調整がしやすい点も魅力です。
ただし、台風や強風地域では脱落の危険があるため、滑り止めや落下防止ワイヤーなどを併用することで安全性を高めましょう。
いずれの方法においても、重要なのは「設置後の安定性」と「環境に合った固定手段の選択」です。
例えば、結露が発生しやすい場所では防水対策がより重要になりますし、直射日光が強い場所では紫外線劣化に強い素材を選ぶ必要があります。
また、取り付け面が凹凸のある壁やザラザラした外壁の場合は、粘着力が十分に発揮されない可能性があるため、テープではなくバンドや専用スタンドへの切り替えを検討するのも賢明です。
このように、ビスを使わず外壁に防犯カメラを設置する方法には複数の選択肢があり、それぞれに適した条件があります。
自宅の外壁材や設置場所の環境に応じて、最も安全かつ効率的な方法を選ぶことで、DIYでも十分に効果的な防犯対策が実現できます。
ゴリラテープを使った固定方法
写真:Fuku
ビスやネジを使わずに防犯カメラを設置したい方にとって、「ゴリラテープ」は非常に有力な選択肢です。
ゴリラテープは、アメリカ発の高性能粘着テープで、その最大の特徴は「極めて強い接着力」と「耐候性」です。
屋内はもちろん、屋外環境でもその性能を発揮するため、DIYでの防犯カメラ設置に適しています。

使用する際は、まず取り付け面の清掃をしっかり行うことが大前提です。
ほこりや油分が残っていると接着力が大きく低下します。
アルコールなどで脱脂を行い、しっかり乾燥させてから貼り付け作業に入るようにしましょう。
取り付けるカメラが軽量タイプであれば、ゴリラテープのみで十分に固定できます。
壁側にマウントプレートを貼り付け、その上にカメラ本体を設置する方法が一般的です。
ポイントは、テープを「縦横方向に複数枚」貼り付けること。
テープの貼る面積が大きいほど接着力は増します。
耐水性・耐紫外線性があるため、屋外でも使えるのがゴリラテープの利点です。
ただし、長期間の使用では劣化の可能性があるため、定期的なチェックとメンテナンスが必要です。
また、極端に重いカメラや、動作時に振動のあるPTZ(首振り)カメラには不向きな場合もあるため、使用する機器との相性を見極めることが大切です。
さらに、安全性を高めたい場合は、ゴリラテープと結束バンドの併用もおすすめです。
例えば雨どいに設置する際、テープで仮固定し、バンドでしっかり締めれば落下リスクが減り、より安心できます。
ゴリラテープは、工具いらずで簡単に取り付けができるだけでなく、撤去時も比較的跡が残りにくいため、賃貸物件や外壁を傷つけたくない住宅において、非常に優れた選択肢となります。
【防犯カメラ設置】壁に穴を開けたくない!DIYの注意点
両面テープとビス止めの違い
防犯カメラの設置方法には大きく分けて「両面テープによる接着」と「ビス止めによる固定」の2種類があります。
それぞれの特徴や利点・注意点を理解することで、設置場所や目的に合った方法を選びやすくなります。
◾️ 両面テープ
まず、両面テープでの設置は「簡単」「非破壊」「柔軟性が高い」のが大きな魅力です。
特に賃貸住宅や新築の戸建てでは、壁に穴を開けずに済むため、原状回復の心配がありません。
また、工具を使わず手軽に取り付けられるため、DIY初心者にも扱いやすい方法です。
最近では、屋外でも使える耐候性の高い両面テープも登場しており、軽量カメラであれば十分な固定力を発揮します。
◾️ ビス止め
一方、ビス止めは「強度」「耐久性」「安定性」に優れています。
特に中〜大型の防犯カメラや、風雨の影響を受けやすい場所では、しっかりとネジで固定する方が安心です。
防犯対策としての信頼性を重視する場合や、頻繁にカメラを動かす必要がない場合には、ビス止めの方が適しています。
ただし、壁材によっては下地探しやアンカー使用が必要になることもあり、DIYの難易度はやや高めです。
両面テープは設置や取り外しが容易で、一時的な取り付けにも適している一方、ビス止めは長期間の使用や重たい機器の固定に向いているという違いがあります。
また、外壁材がサイディングやモルタルの場合、ビス止めによって雨漏りやヒビ割れの原因になることもあるため、施工前の下調べと適切な施工が重要です。
防犯カメラの設置を検討する際は、設置場所の環境・カメラの重量・必要な固定力・将来的な取り外しの有無などを総合的に判断して、適切な方法を選びましょう。
両面テープとビス止めは、どちらが優れているというよりも、「適材適所」で使い分けることが最も効果的です。
落下防止のための固定方法とは
防犯カメラをDIYで設置する場合、落下による故障や事故を防ぐための固定方法は非常に重要です。
特に壁にビスを使わずに設置する場合、カメラ本体の重さや振動、風の影響などでズレたり外れたりする可能性があるため、固定力を高める工夫が不可欠です。
粘着力の強い両面テープの使い方
まず検討すべきなのが、粘着力の強い両面テープの使い方です。
ただ貼るだけでは不十分で、「貼り方」や「面積」も安定性に大きく関わります。
テープは1本で済ませるのではなく、縦横にクロスさせるように複数枚を使用し、接着面全体をしっかりと支える形で貼ると落下しにくくなります。
テープの貼り付け前には、取り付け面の汚れや油分を除去しておくことが基本です。
表面にホコリが残っていると、せっかくの高性能テープも効果を発揮しません。
重さを支えるための補助アイテムの活用
次に、重さを支えるための補助アイテムの活用が有効です。
例えば、屋外で雨どいや手すりに設置する場合は、結束バンド(インシュロック)で補強する方法があります。
これは、テープによる「貼り付け」と、物理的に締め付ける「補助固定」を組み合わせることで、揺れや衝撃にも耐えられる安定した設置が可能になります。
結束バンドは100円ショップなどでも購入可能で、コストを抑えつつ確実な固定を実現できます。
耐震マットや滑り止めシートの併用
また、耐震マットや滑り止めシートを併用することで、さらに安定性を高めることもできます。
特に、カメラが動作する際に振動が発生するタイプ(パンチルト対応など)では、設置面にかかる負荷が大きくなります。
そのため、揺れを吸収するマットやパッドを間に挟むことで、本体のズレや転倒を防ぐ効果が期待できます。
落下防止ワイヤーの活用
さらに、安全性を高めたい場合は、万が一に備えた「落下防止ワイヤー」を使うのも一つの方法です。
これは、本体と固定台を補助的に繋げておくもので、何らかの原因でメインの固定が外れたとしても、地面に落下せずに済むようになります。
特に高さのある場所や人通りのある位置に設置する際は、安全対策として非常に有効です。
防犯カメラの設置は、ただ「固定できれば良い」わけではなく、「長期間にわたって安定して使える」ことが求められます。
テープやバンド、補助アイテムを組み合わせることで、安全性と安心感のある設置環境を整えることができます。
室内と屋外で使える設置グッズ
防犯カメラを自宅で設置する際、室内用・屋外用それぞれに適した設置グッズを選ぶことで、作業効率も安全性も格段に高まります。
特にDIYで行う場合は、工事不要で使える便利なアイテムを活用することで、壁や天井に穴を開けずに快適に取り付けが可能です。
室内で役立つグッズ
まず、室内用で活躍するグッズとしておすすめなのが、強力両面テープや粘着式マウントパッドです。
これらはテレビ裏や棚上、壁面などに手軽に貼り付けて使用できます。
特に、3M製のコマンドタブやゴリラテープシリーズは粘着力が高く、カメラの重量をしっかり支える性能があります。
取り外す際にも壁を傷つけにくいため、賃貸物件でも安心して使えるのがポイントです。
また、カメラスタンドや三脚型の卓上マウントも便利です。
置き型のカメラに対応しており、机の上や本棚の一角などにカメラを自然に設置できます。
これらは工具不要で角度調整が可能なため、撮影範囲の調整にも柔軟に対応できます。
屋外で役立つグッズ
一方、屋外設置で重宝するグッズには、まず結束バンド(インシュロック)とゴムマットがあります。
雨どいやベランダの柵に固定する際には、金属部品を使わずにしっかりと設置でき、振動によるズレも防ぎやすいのが特徴です。
また、シリコン製の滑り止めマットや耐候性のあるゴムシートをカメラと設置面の間に挟むことで、雨風に対する滑り防止効果が高まります。
さらに、マグネット付きの防犯カメラマウントもおすすめです。
金属面がある場所に限られますが、ネジ止めせずに強力な磁力でカメラを支えることができ、簡単に位置を変えられるのも魅力です。
屋根の鉄骨部分や倉庫の柱などに使いやすく、配線次第では電源も確保しやすい場所です。
屋外用のスタンド型設置グッズも多く販売されており、地面やベランダ床に置くだけで使用できる三脚タイプや、ポールに巻き付けて使うタイプなど、地形に合わせて選べる柔軟さがあります。
これにより、壁を使わずに防犯対策を強化できます。
このように、室内外それぞれに最適な設置グッズを活用すれば、防犯カメラの設置は工具を使わず手軽に、安全かつ効果的に行えます。
設置場所や周囲の環境に合わせて、最も適したアイテムを選ぶことが、長期的に安心できる防犯対策につながります。
DIY初心者でもできる取り付け方
写真:Fuku
防犯カメラの設置は一見難しそうに感じられるかもしれませんが、最近では工具不要で設置できる製品やサポートグッズが充実しており、DIY初心者でも十分に取り付け可能です。
まず押さえておきたいのが、「どこにどうやって設置するか」を具体的にイメージすることです。これが成功への第一歩になります。
初心者におすすめなのは、先にも述べましたが両面テープを使った簡易設置方法です。
特に、上記で述べたゴリラテープや3Mの高強度タイプなど、粘着力が強く防水性のある製品を選ぶことで、室内外問わず安心して取り付けられます。
テープを使う際は、貼り付ける壁や棚などの表面をしっかり清掃し、ホコリや油分を取り除いておくことが大切です。
この準備を怠ると、どんなに強力なテープでも剥がれやすくなってしまいます。
設置の際には、防犯カメラ本体を支える「取り付け用プレート」があれば、まずそれをテープでしっかり固定し、その上にカメラを取り付けます。
多くの製品がネジ穴と両面テープの両方に対応しており、両面テープと結束バンドを併用することでさらに安定した設置が可能です。
また、カメラ本体の角度調整も重要です。
パンチルト対応のカメラならアプリで方向を操作できますが、固定式の場合は設置段階でしっかりと監視したい範囲に向けるように調整しましょう。
撮影範囲がズレると、せっかくの設置が無駄になってしまいます。
万が一に備えて、落下防止ワイヤーや滑り止めシートを併用することで、安全性を高めることも可能です。
こうした補助グッズはホームセンターや100円ショップでも手に入るため、コストを抑えつつ安心感を高める手段としておすすめです。
DIY初心者でも、手順を守り、適した道具を使えば、防犯カメラの設置は十分に実現可能です。
「難しそうだから」と諦める前に、まずは取り付けたい場所を確認し、必要なアイテムを揃えることから始めましょう。
設置場所で変わる選び方のコツ
防犯カメラを選ぶ際には、まず「どこに設置するか」が最も大切な基準になります。
設置場所によって最適なカメラのタイプや固定方法、必要な機能が大きく変わるからです。
自宅の防犯対策を成功させるためには、場所ごとのポイントを押さえて製品選びを進めましょう。
室内に設置する場合
例えば、室内に設置する場合には、コンパクトで目立ちにくいデザインのカメラが向いています。
家族のプライバシーを考慮して、必要最低限の撮影範囲にとどめることが多く、広角レンズや音声録音機能などがあると便利です。
また、室内なら壁や天井に穴を開けず、棚の上や家具の隙間に置くだけのタイプや、両面テープで貼るタイプのカメラが使いやすいです。
屋外に設置する場合
一方、屋外に設置する場合は、カメラの「耐久性」と「固定方法」が重要になります。
雨風にさらされるため、防水・防塵性能(IP規格)を備えた製品を選ぶことが基本です。
さらに、屋外では配線の処理や電源の確保も難しくなることがあるため、ソーラー充電やバッテリー駆動タイプを選ぶと設置が簡単になります。
また、玄関・ガレージ・庭先などの設置場所ごとに、必要な撮影範囲や夜間撮影機能、通知機能の有無などが変わってきます。
たとえば、玄関であれば人感センサー付きでスマホ通知対応のカメラが便利ですし、庭の広範囲を監視したい場合はパンチルト式のカメラが役立ちます。
固定方法についても、設置場所によって工夫が必要です。
外壁にビス止めできない場合には、結束バンドやポール取り付け用のスタンド、マグネットベースなどを活用することで、穴を開けずに設置できます。
このように、カメラ選びでは「製品のスペック」だけでなく、「どこに・どうやって取り付けるのか」を明確にすることが、失敗しない選び方の最大のポイントです。
場所に合った性能と設置方法を理解すれば、防犯カメラはDIYでも十分に効果を発揮できます。
【総括】防犯カメラ 壁に穴を開けたくない!DIY派におすすめの設置アイデア
最後にこの記事のポイントをまとめます。
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穴を開けずに使えるマグネット式の防犯カメラがある
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屋外対応のスタンド型カメラは据え置きで設置可能
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両面テープで固定できる軽量カメラが販売されている
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窓に引っ掛けるタイプの専用ブラケットも市販されている
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クランプ式の固定器具を使えば柱やフェンスにも取り付け可能
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ソーラー充電式なら電源コード不要で配線工事がいらない
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Wi-Fi対応カメラなら配線工事なしで設置できる
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玄関ドアやベランダ手すりに固定できるグッズがある
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室内からガラス越しに外を監視する方法も有効
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三脚を活用すれば自由な場所に仮設置できる
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吸盤式のアタッチメントでガラスやタイル面に固定可能
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配線不要の電池式カメラは設置自由度が高い
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防水仕様のカメラは屋外でも問題なく使える
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スマホ連携型のカメラなら専用モニターも不要
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穴を開けずに防犯対策できる選択肢が豊富にある